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リゾートバイトはきつい?【リゾバ選びで失敗しないための方法】

「リゾートバイトはきつい」ってネットで見かけるけど、実際はどうなんだろう。できればきつくない所で働きたい。リゾバは初めてなので不安だらけです。自分の理想のホテルや旅館で働きたいな〜




こんなお悩みにお答えします。



本記事の内容

・リゾートバイト選びで失敗しない方法




本記事の信頼性

本記事を書いているわたしは、リゾートホテル業界で10年くらい働いています。
最初はリゾバでしたが、その後は社員になり、副支配人やマネージャーの経験があります。
リゾバの方を迎え入れる立場にもなったので、その視点からもお伝えできるかと思います。



実際に働いたところ

・宮城県 秋保
・栃木県 那須
・栃木県 鬼怒川
・神奈川県 箱根
・群馬県 草津
・静岡県 熱海
・兵庫県 淡路島
・和歌山県 白浜




リゾバや社員を含めると、全国20くらいのホテルや旅館で働いてきました。
今回はリゾバ選びで失敗しないための方法をお伝えしていきます。

「きつい」リゾートバイトで働かないようにする方法




ググると、「リゾバはつらい」って良く出てきます。
その理由を並べてみます。

・仕事が大変
・休みが少ない
・稼げない
・まかないがまずい
・田舎すぎて不便
・中抜けがつらい

このあたりですね。


実はこの理由のほとんどは、行く前のリサーチで分かります。


唯一わからないのは、「まかないの味」くらいです。
食事は食べてみないと分かりませんからね。


大切なことは、リゾバを決める時は適当に決めないで事前にリサーチすることです。
自分の理想と職場が本当に合っているのかを、確認することですね。
働くのが3ヶ月とかでも、自分の思っていたところ全然違うところだったら多分しんどいです。


リゾバを決める前のリサーチはちゃんとする



リゾバで一番困るのが、
「行ってみたら、自分が思っていた所と違かった」
っていうやつです。

「個室だと思ってたら知らない人と同居だった」

「中抜けじゃないと聞いていたのに中抜けがある」

「月の休みが9って聞いていたのに7しかない」


こういうことは普通に起こります。


『聞いていた事と違う』

とかの理由で、派遣会社と揉めている人もチラホラいました。

そんなことにならないよう、事前のリサーチはしっかりしましょう。


失敗しないリゾバ勤務先のリサーチ方法は3つ




リゾバで失敗しないためのリサーチ方法は3つあります。
できれば全部、最低でも「その1」だけはやることをオススメします。

その1:派遣会社の担当者に聞く
その2:じゃらん、楽天、一休のサイトのクチコミや写真を見る
その3:InstagramなどのSNSをチェックする



その1:派遣会社の担当者に聞く



リサーチするときに一番大切なのがこちらです。
派遣会社の担当者には、しつこいくらいにちゃんと聞きましょう。


絶対に聞いておいた方が良いのはこちらです

・寮は個室か相部屋か
・仕事内容(フロントかレストランか)
・中抜けなのか通しなのか
・月の休みの日数
・月平均の稼げる額
・延長している人がいるのか
・任期途中で辞めている人がいるのか



やり過ぎかもしれませんが、派遣会社とのやりとりは、電話なら録音、メールとかなら保存しておいてください。
理由は、聞いていた事と違う場合の証拠になるからです。


「完全な個室」って言ってたのに、現場に行ってみたら「完全な個室じゃなかった」みたいなとき、3ヶ月でも働くのはしんどいです。
派遣会社の案内ミスだった場合は、派遣先を変えてくれます。


「言った」「言わない」
とかにならないよう、できればやりとりは保存しておきましょう。


気になるのが職場の人間関係です

人間関係は気になりますよね。
派遣会社の人は色々と教えてくれますが、残念ながら担当者は現場で働いてないので分かりません。
人間関係は目には見えないので、実際に働いてみないとわかりませんが、働きやすい職場か否かを知る方法ならあります。


それが、
「延長している人」と「任期途中で辞めている人」がいるかどうかです。
働きやすい職場であれば延長する人も多いです。
逆にブラックな職場だと、途中で辞める人が多いです。


このあたりの情報は聞けば教えてくれるので、ぜひ参考にしましょう。
任期途中で辞める人が多い職場は、きっとなにか問題があります。
遠慮しといた方が良いです。


確認しておいた方が良いのが、寮が個室か相部屋かどうか


「個室って聞いていたのに違う」
というトラブルはとても多いです。


「個室」って色々種類があるんですよね。


ホテルや旅館の寮で多いのが、
「3DKとか2DKくらいの家を借りて、それぞれの部屋に住んでもらう」
みたいな感じです。
これも一応「個室」ですよね。


「玄関の入り口がそれぞれ違くて、部屋が完全に分かれている」
これも個室です。


どちらの「個室」が良いですか?
ほとんどの人が後者ですよね。


シェアハウスみたいな雰囲気を味わいたい人は前者かもしれませんが。


わたしのリゾバ時代の経験ですが、個室と聞いて寮に行ってみたら、2DKの家でした。
そして、その家に知らない人と住むことになりました。
部屋と部屋の間は「ふすま」でした。笑
TVの音とか、生活音とか全部聞こえます。
リラックスできないのでしんどかったです。


寮は絶対に完全な個室が良いです。

ここは派遣会社の担当者に、しつこいくらい確認しましょう。



その2:じゃらん、楽天、一休のサイトのクチコミや写真を見る



リゾバ選びで失敗しないためのリサーチ方法の2つ目が、旅行サイトでチェックする方法です。

結論からですが、クチコミの評価が極端に低いところはやめた方が良いです。
理由は、クチコミが低いということは、お客さんが満足していないということです。


お客さんが満足していないところは、働く人たちも満足してないことが多いです。

「ただ楽に働きたい」
みたいな人であれば、クチコミは気にしなくてOKですが、
「やりがい」とか、「良いサービスをしたい。学びたい」と少しでも思っている人なら、クチコミはちゃんと見た方が良いです。


クチコミの基準

3点台→低い点数です。あまり良くない。
4.0〜4.2点→点数としては普通。行ってみても良いかも。
4.3〜4.5点→すばらしい。良いお宿だと思います。
4.6点以上→とても素晴らしい。その地域でトップ5くらいに入るかもしれません。



やっぱり一泊の料金が高いところはクチコミの点数が高くなりやすいです。
部屋や料理、人件費にお金をかけていますからね。


あまりないですが、一泊の料金が高いのにクチコミの点数が低いところはやめておきましょう。


クチコミ以外にも写真とかを見て自分が働くイメージを持つのも良いと思います。
自分が働くのが想像できるところで働いた方が良いです。


その3:InstagramなどのSNSをチェックする



失敗しないリゾバの選び方の3つ目が、Instagramなどをチェックする方法です。


じゃらんや一休のクチコミは、点数を上げるためにホテルや旅館の身内が書いている場合があります。
(わたしも過去に上司から指示されたことがあります)


InstagramやTwitterもその可能性はありますが、サイトのクチコミほどではないです。
一般の方の泊まった感想を見て、自分が働きたいと思えるかをイメージしてみましょう。


あまりイメージできないなら他の案件を見てみましょう。


まとめ




ネットだと「リゾバはきつい」と良く見かけますが、そうでもないと思います。
わたしは2年ほどリゾバをやっていたのを合わせると10年くらいホテル業界にいますが、本当にきつくて辞めていく人はほんのひと握りです。


その人たちの辞めていく理由のほとんどが、自分の思ったところと違うからです。


「そんなに稼ぎたくないのにシフトにたくさん入ってる」
→事前に派遣会社の担当者にどれくらい働くか聞いておく


「中抜けとか初めてだからしんどい、、」
→中抜けは慣れるまではしんどいかもです。しんどそうなら中抜けがないフロントとかを選びましょう。


「田舎過ぎてなんもない」
→ググれば周りに何があるか分かりますね。


「自分は接客が嫌いなことに気づいたから辞めます」

とかもありました。
それはそれで、気付けたんだから良かったと思います。



リゾバは事前に調べれば分かることが多いので、リサーチはしっかりしましょう。

最高のリゾバライフを送れることを祈ります。

今回は以上です。

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