ホテルで働く

【ホテルの仕事】リアルな給料を公開します【ホテルマンは給料が低い?】




「ホテルの仕事の給料は低い」って聞くけど本当のところはどうなの?教えて欲しい。




本記事の内容

ホテルで働く仕事の給料




本記事の信頼性

本記事を書いているわたしは、リゾートホテル業界で約10年働いています。
正社員になってからは、マネージャー、副支配人などを経験しました。
働いた会社は2社で、働いたホテルの数は20以上です。




「ホテルの給料は安い」って良く聞きますが、本当のところはどうなのでしょうか?


今回は、わたしが正社員として実際にもらっていた給料をお伝えします。


少しでも参考になれば幸いです。


それでは始めていきます。

ホテルの仕事の給料




ホテルの年収は、各サイトによって違いはありますが平均にすると、330万円〜350万円のところが多いようです。。
月収にすると28万円前後ですね。(ボーナスを考えなかった場合)


各業界の平均給与はこちらが参考になります。
>>求人ボックス 給料ナビ


平均給与は東京などの首都圏は高めですね。
会社によって違いもあります。


平均給与はあくまでも参考程度にするのが良さそうです。



ホテルで働くわたしの月収【その1】



正社員として働いた1社目の月収は、


35万円でした。


ボーナスはなかったので、年収にすると420万円です。


同じ会社の同世代と比べると、給与は高かった方かなと思います。


そこから社会保険料、所得税、住民税で5万円ほど引かれるので、毎月の手取り金額は30万円前後でした。



当時の会社スペック

・全国のリゾート地に50ほどのホテルと旅館がある
・社員数は約1000人
・1泊2万円〜4万円ほどの宿が多い
・「ボーナス」は出ない年俸制




当時の私のスペック

・リゾートバイトを2年くらいしていた
・27歳のとき中途採用で入社した



1社目のときの役職は、マネージャー副支配人でした。


途中でマネージャーから副支配人に昇格しましたが、月収は1000円しか上がりませんでした。笑


1社目の会社はボーナスが出ない、「年俸制」という給与体系です。
年収を12で割った金額が毎月の給料です。
最近はこういう会社も多いですね。


ボーナスがないのはマイナスイメージかもしれませんが、景気に左右されることなく安定して給与がもらえるというメリットもあります。


「今期はコロナの影響で売り上げが下がったのでボーナスはカットします」


みたいなことがありません。


「ボーナスを期待して車のローンを組んだのに、、、」


ということも起こらなくなります。


退職するときに、ボーナスを待たなくて良いのもメリットですね。




家賃補助と食事補助があると嬉しい


当時は社員寮に住んでいました。
といっても、普通のアパートです。


アパートの1室を会社が借りて、そこに住んでいました。
そのアパートには、会社の人はいなかったので気を使わないのは嬉しいです。


家賃の実質負担は1ヶ月2万円でした。


水道高熱費はタダでした。


そして食事も、お昼と夜にまかないを食べることができました。
1食150円です。(安っ)


働くホテルによって違いはありますが、まかないは基本手作りで毎日違うものが出てきました。
(しかも、めちゃくちゃ美味しい)


毎日の食費が浮くのは最高でした。



残業はほぼなし


1社目は、残業がほぼありませんでした。
月にすると残業は10時間程度だったと思います。

当時はマネージャーや副支配人をしていましたが、働く仕組みは自分で考え、現場に反映することができました。


無駄な残業はしたくないので、全員が定時で考えられる仕組みを考えてうまく実行できました。



ホテルで働くわたしの月収【その2】



正社員として働いた2社目の月収は、

40万円でした。


こちらの会社もボーナスはなかったので、年収にすると480万円です。


月収は40万円ですが、ここから社会保険料、所得税、住民税が引かれます。
給与が高くなると、引かれる額も大きくなるので、7万円ほど引かれていました。


手取りの金額は33万円ほどでした。



当時の会社スペック

・全国のリゾート地に約10箇所のホテルがある
・社員数は200名ほど
・1泊10万円前後の高級なホテルが多い
・ボーナスはない



当時のわたしのスペック

・正社員としてホテル2社目
・ホテル経験6年くらい(リゾバ合わせて)
・マネージャーと副支配人を経験



2社目のときの役職は、マネージャーでした。

マネージャーという役職はついていましたが、マネジメントの仕事はあまり多くはありませんでした。
お客様へサービスする仕事がメインでした。



水道光熱費は自己負担


1社目のとき、水道光熱費はタダでしたが、2社目では自己負担になりました。
月にすると15,000円くらいなので大きいですね。


寮は1社目と同じで、普通のアパートに住みました。
自己負担は25,000円でした。



まかないが出ない


2社目の会社は、食事のまかないがありませんでした。
その代わり、お弁当を頼めば食べられました。


お弁当は全国にある「ほっともっと」です。
1食250円で食べられましたが、毎日食べていると飽きてくるのでほとんど頼みませんでした。




2社目の残業は月30〜40時間


残業は2社目で大幅に増えました。


1泊2名で10万円くらいする高級なホテルでしたが、ほとんど毎日が満室でした。
休憩を取れない日もあったりで、毎日疲弊していました。



まとめ:会社からの補助がどれくらいあるかも大切



年収や月収も大切ですが、会社からの補助がどれくらいあるかも大切です。


わたしの場合、
2社目は1社目と比べて月収だと5万円手取りの額だと3万円増えました。


しかし、2社目は会社からの補助も減ってしまいました。


1社目→2社目でなくなったもの

・水道光熱費すべて自己負担(1.5万円)
・家賃上がる(5千円)
・食事のまかない(毎食分)



2社目で月収の手取りは3万円増えましたが、会社からの補助が減ったので、手もとに残るお金は結果的にマイナスになってしまいました。


転職するときは、月収や年収を上げるのも大切ですが、会社からの補助がちゃんとあるのかも確認することが大切ですね。


今回は以上です。

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