どうやって勉強したら良いんだろう。。
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
・合格するための勉強方法
・二次試験と三次試験の勉強開始時期
・ソムリエとワインエキスパートの勉強におすすめの本3冊【初心者向け】
本記事の信頼性
2020年にソムリエ試験を初めて受験しました。
スクールには通わず独学で勉強をし、ストレート合格することが出来ました。
今回は、ソムリエ試験に独学で一発合格する方法をお伝えします。
こちらの記事はワインエキスパートを目指している方にもご覧いただけます。
(ソムリエ試験との違いは三次試験がないくらいでほとんど一緒です)
記事内の表記はソムリエ試験で統一させていただきます。
合格すると「ソムリエバッジ」と「認定証」が届きます。
↓
ソムリエ試験を受験するのは決めたのは良いけど、
独学で勉強した方が良いのか。。
スクールに通った方が良いのか。。
迷いますよね。
私もちょうど1年前、同じことで悩みました。
悩みましたが、私は独学の道を選び、
ソムリエ試験に一発ストレート合格することが出来ました。
独学の道を選んだ理由はずばり、お金と時間です。
数十万円という高額なお金と、授業の時間に縛られるのが嫌だったので独学を選びました。
独学でも、正しい方向性の努力をすれば必ず合格できます。
お金に余裕があり、プロの授業をしっかりと受けたい方は、スクールに通っても良いと思います。
2021年のソムリエ試験の日程が発表になっています。
→日本ソムリエ協会 2021年試験案内
一次試験は2021年7月20日(火)~8月31日(火)です。
仮に8月1日に一次試験を受験するとして、
4月から始めてもまだ4ヶ月あります。
ちなみに、私が本格的にソムリエ試験の勉強を始めたのは5月に入ってからでした。
(一次試験は8月22日でした)
ソムリエ教本を開いたのも5月からです。
独学でソムリエ試験に一発でストレート合格したい方は、
ぜひ最後まで読んでみてください。
ソムリエ試験に独学で合格出来る理由
ソムリエ試験は独学で合格出来ます。
理由は2つあります。
理由その1:ソムリエ試験の最難関は一次試験だから
理由その2:一次試験は暗記すれば合格できるから
それぞれ解説していきます。
理由その1:ソムリエ試験の最難関は一次試験だから
ソムリエ試験は一次試験が受かれば合格できる
と言われています。
理由は合格率を見れば納得です。
確認してみましょう。
一次試験合格率
ソムリエ | ワインエキスパート | |
2020年 | 43% | 55% |
2019年 | 35% | 50% |
2018年 | 30% | 44% |
2017年 | 25% | 37% |
2016年 | 36% | 45% |
直近5年間の平均 | 34% | 46% |
二次試験合格率
ソムリエ | ワインエキスパート | |
2020年 | 85% | 73% |
2019年 | 73% | 78% |
2018年 | 82% | 67% |
2017年 | 78% | 78% |
2016年 | 75% | 75% |
直近5年間の平均 | 79% | 74% |
三次試験合格率(ワインエキスパートは三次試験なし)
ソムリエ | |
2020年 | 84% |
2019年 | 93% |
2018年 | 89% |
2017年 | 92% |
2016年 | 96% |
直近5年間の平均 | 91% |
合格率を見ていかがでしたか?
一次試験の合格率だけ特別低いのが分かります。
ソムリエ試験、ワインエキスパート試験の最難関は一次試験です。
まずは一次試験に全てのエネルギーを注ぐことが大切です。
後述しますが、二次試験、三次試験の勉強は、
一次試験の結果が出たあとで十分に間に合います。
最初は一次試験だけに集中しましょう。
理由その2:一次試験は暗記さえすれば合格できるから
一次試験は全て暗記です。
難しい計算などは出題されません。
そして、試験の問題はソムリエ教本の中からしか出題されません。
合格するために大切なのは
ソムリエ教本の内容をちゃんと覚えているかです。
覚えていない内容が、試験中に突然ひらめく
なんてことはありえません。
スクールに通ったとしても、暗記するのは自分です。
私は、通学にかかる時間と授業の時間を、自分の勉強の時間に使いたかったので、独学の道を選びました。
独学の場合、計画は自分で立てる必要はありますが、
全ての時間を勉強に使うことが出来ます。
とはいえ、ソムリエ教本は700ページ以上あります。
全てを暗記するのは不可能です。
ではどのように勉強したら良いのでしょうか?
次の章で具体的な勉強方法をご紹介します。
一次試験に合格するための勉強方法
私が独学で合格したときに使用したツールは、
こちらの3つだけです。
②ワイン受験.com(有料)
③ソムリエ教本
勉強ツールや参考書はたくさんあるより、
2つか3つにしぼり、それを反復した方が合格の確率は上がると思います。
一次試験の学習手順
手順1:YouTubeチャンネル「Sommeier For Free」で一次試験の概要をなんとなく抑える
手順2:ワイン受験.comに登録して問題を解く
手順3:ワイン受験.comの問題で間違ったところ、分からなかったところを、ソムリエ教本で学習する
この流れを、毎日コツコツやり続けます。
①YouTubeチャンネル「Sommelier For Free」
YouTubeのSommelier For Freeというチャンネルです。
ソムリエ試験対策の動画が、すべて無料で視聴できます。
試験までの期間はほぼ毎日観たり、聞いたりしていました。
タイミングは、
会社の通勤中に車の中で音声聞く(往復で約1時間)
お風呂の中でスマホ動画観る(約15分間)
朝晩の歯磨き中にテレビ画面観る(約10分)
です。
通勤、お風呂、歯磨きの時間など、
隙間時間だけでも毎日約1時間半は勉強出来ます。
これを3ヶ月続けたら、
1時間半✖️30日=45時間です。
とても大きいですね。
実際の動画はこちらです
男性講師の方の優しい口調と、独特な雰囲気がクセになります。
アシスタントの女性の方も好印象です。
講師の方は「小林史高さん」です。
2005年の「全日本ワインアドバイザー選手権大会」で優勝。
他にも「オーストリアワイン大使」を授与されていたりと、輝かしい実績をお持ちの方です。
一次試験の対策動画は
第29回〜32回です。
(第29回〜32回の動画は最近アップされたので講師の方が違います)
第24回〜28回の動画は二次試験対策です。
毎日1つの動画を学習すれば、三ヶ月で三周は出来ます。
私は毎日聞いていたので、おそらく5周はしたかなと思います。
また試験に出やすく、理解するのに苦労した所は10回以上繰り返し学習しました。
・第5回、6回:ブルゴーニュ地方
・第8回:シャンパーニュ地方
・第11回:イタリア
・第15回:ワインの生産過程
このあたりですね。
何度か聴いて慣れてきたら、1.5倍か2倍速で学習しても良いと思います。
散歩しながらもおすすめです。
「Sommelier For Free」のチャンネルは、
最近新しい講師の方で動画が更新されています。
ソムリエ試験は、毎年ソムリエ教本の内容が微妙に変わりますので、最新の内容で学習したい方はこちらで学んでみましょう。
②ワイン受験.comに登録(有料)
独学でソムリエ試験、ワインエキスパート試験合格を目指す人にオススメのサイトが、ワイン受験.comです。
一部の機能は無料でも利用できます。
有料登録すると1年間で5500円です。
(1年後に自動で解約となりますので解約手続きは不要です)
ワイン受験.comは、ソムリエ一次試験のCBT試験に全面対応しています。
問題が約10万問あり、有料登録すれば全ての問題が受けられます。
無料登録だと問題集の一部しか利用できません。
無料で利用できるのは、
・ボルドー
・ブルゴーニュ
の章です。
実際の問題集のページはこちら
→ソムリエ、ワインエキスパート試験問題集 2021
一度無料で使ってみて、良さそうだったら有料登録でも良いかと思います。
ソムリエ一試験対策で重要なのはどれだけ問題を解いたか
一次試験突破で大切なことは問題に慣れることです。
ソムリエ教本をどれだけ読み込んでも、恐らく合格するのは難しいと思います。
教本の内容が頭に入っているかを確認するために、実際に問題を解いてみることが大切です。
ではどのくらい問題を解けば良いのでしょうか?
下にあるのが昨年ソムリエに合格したときの私のワイン受験.comでの学習履歴です。
問題の数だと、約1万問を解いてますね。
実際に問題を解き始めたのが6月1日からで、一次試験が8月22日でした。
1万問÷82日間=121
1日あたり、約121問の問題を解いたことになります。
ワイン受験.comを使っての学習方法
その1:ソムリエ、ワインエキスパート試験問題集 2021の第1章から33章まで順番に問題を解いていく
その2:分からなかったところをソムリエ教本で学習する
これだけです。
1日1章学習することができれば、3ヶ月で3周は出来ます。
私は理解するのに多くの時間がかかってしまい、2周くらいしか出来ませんでした。
(特にイタリアのDOCGが全く覚えられずにハマりました)
捨てる章を決める
ソムリエ一次試験の試験範囲は膨大です。
しかも年々増えてきています。
数年前まで、旧世界(フランス、イタリア、スペイン)だけを勉強すれば合格出来ると言われていましたが、今では難しいです。
私は合格するために捨てる章(国)を決めました。
(時間とエネルギーに余裕があれば全て学習することをおすすめします)
私が実際にワイン受験.comで捨てた章
・第12章 スロヴェニア
・第13章 クロアチア
・第14章 ルーマニア
・第15章 ブルガリア
・第16章 ギリシャ
・第17章 モルドバ
・第18章 ジョージア
・第19章 イギリス
・第21章 カナダ
・第24章 ウルグアイ
全部で11の章(国)です。
これらの国は1ミリも勉強していません。
捨てることによって勉強する章が33→22になったのでとても楽になりました。
試験1ヶ月前になったら模擬試験をやってみる
問題をこなしていき、ある程度理解出来るようになったら模擬試験にチャレンジしてみましょう。
恐らく最初は点数が取れなくて凹みますし、
「これで本当に合格出来るのかな。。」と焦るし不安になると思います。
でも大丈夫です。
私は模擬試験にとりかかったのが7月の中旬でしたが、
最初の10回くらいはすべてD判定でした。(合格可能性40%未満)
「あと1ヶ月しかないのに、、、正直これは無理かもしれない。。」
と思いました。
しかし、
をひたすら繰り返していたら、
少しずつではありますが、点数が上がっていきました。
それでも最初の50回くらいまでほとんどがD判定。
たまにC判定が出るくらいの状態でした。
模擬試験50回を超えたあたりからようやくB判定が出始め、希望が見えてきました。
途中くじけそうに何度もなりました。
そこであきらめずに、毎日コツコツやったら成果が少しずつ出てきました。
粘り強く何度も挑戦し、そして何度も復習しましょう。
そうすれば合格の可能性が見えてきます。
③ソムリエ教本
ソムリエ一次試験の問題はソムリエ教本からしか出題されません。
すなわち、ソムリエ教本の内容を全て暗記すれば合格できるということですね。
しかし、実際に全てを暗記できる人はどれくらいいるのでしょうか?
おそらくほとんどいないと思います。
では勉強はどのようにすれば良いのか、詳しく解説していきます。
ソムリエ教本をつかった勉強法
私がソムリエ教本で勉強を始めたのは5月1日からです。
一次試験が8月22日だったので、約4ヶ月前ですね。
まず最初にやったことは、
ソムリエ教本にはどんなことが書いてあるのかを確認することでした。
理由は、覚えなければいけない勉強のボリュームを知りたかったからです。
勉強しなければいけないページ数と箇所を大まかに確認して、対策を立てるためです。
そのときに注意したのは以下の3点です
・熟読はしない(概要をつかむ程度にする)
・期間は1ヶ月のみ
・教本を2周する
1度読むだけでは理解できないと思ったので、教本を2周することにしました。
・熟読はしない(概要をつかむ程度にする)
熟読すると時間が足りなくなります。
暗記出来なかったり、理解出来ないところがあっても、深追いせずに飛ばして読みました。
・期間は1ヶ月のみ
ダラダラと勉強をするのはやめようと考えていたので、
ソムリエ教本を読むのは5月の1ヶ月間だけに設定しました。
捨てる章(国)を決める
ソムリエ教本は約700ページあります。
全てのページを読もうとすると時間も足りませんし、覚えきれません。
ひとつ前の、「②ワイン受験.com」のところでもお伝えしましたが、
合格するためには、捨てる章(国)を決めることも大切です。
どの章を捨てるかによって違いはありますが、
捨てることによって読むページが減ります。
私は、
約700ページ→約600ページになりました。
100ページ減ると、精神的にも楽になります。
1日の読むページ数を決める
1日の勉強目標を決めると行動しやすいです。
1日に何ページ読めば良いのかを逆算して、それを毎日やります。
仕事の残業で出来ない日も何度かありましたが、そのときは休日にまとめてやりました。
合計で1200ページ読まなければいけません。
1200ページを1ヶ月(30日)で割ると40ページです。
すなわち、
1日40ページ読めば、1ヶ月で1200ページ(2周)読むことが出来ます。
少し大変ではありましたが、分からないところは飛ばし読みすれば良いので問題ありません。
勉強は具体的に1日の目標を決めると行動しやすいと思います。
しかし、あまり高すぎる目標を設定すると挫折しやすくなるのでご注意ください。
ソムリエ教本は辞書のように使う
5月でソムリエ教本を2周して概要を掴んだら、あとは辞書のように使います。
問題を実際に解いてみて、ソムリエ教本は間違ったところの復習にしか基本的に使いません。
6月以降はワイン受験.comでひたすら問題を解きます。
問題で間違ったところはソムリエ教本で復習します。
これを一次試験本番まで繰り返します。
二次試験と三次試験の勉強開始時期
一次試験の勉強をしていると、
気になるのが二次試験と三次試験の対策だと思います。
私も昨年は二次試験のことが頭の中でチラつき、
一次試験に集中出来ない時期がありました。
結論からお伝えしますが、
二次試験と三次試験の勉強は、
一次と二次、それぞれの結果が出てから取り組んでも十分間に合います。
その理由について解説します。
まずは二次試験と三次試験の試験日と内容を確認してみましょう。
二次と三次の試験日とその内容
二次試験 10月18日(月)
テイスティング 40分(ワインエキスパートは50分)
※論述試験は三次試験の審査対象になる
三次試験 11月29日(月)
※ワインエキスパート試験は三次試験なし
詳しくはソムリエ協会のホームページをご覧ください
→2021年度 J.S.A.ソムリエ・J.S.A.ワインエキスパート呼称資格認定試験
二次試験対策は一次試験の結果が出てからで問題ない理由
二次試験の勉強は、一次試験の合否が出たあとに始めれば大丈夫です。
合格者の体験記を見ていると、
「一次の合格が出てからでは二次試験対策は遅い」
「一次の勉強をしながら色々なワインを飲まなければダメ」
みたいな声もあります。
私はそんな器用なことはできなかったので、
一次試験の勉強中、ワインは全く飲みませんでしたし、対策も全くしませんでした。
そもそもお酒を飲んでしまっては、勉強できませんからね。
「ワインを吐き出せば良いのでは?」
と思う方もいるかもしれませんが、
2020年のソムリエ二次試験は、コロナウイルス感染防止のため、
吐器(ワインを吐きだす容器のこと)の使用が出来ませんでした。
まだ発表されていませんが、今年もその可能性が高いと思います。
ワインを飲む。吐き出す。
では、味わいの違いが大きく変わります。
そのため、私は一次試験の勉強中、テイスティングは全くやりませんでした。
そんな私でも、
一次試験の合格発表後に二次試験の対策を始め、テイスティングをマスターすることができました。
一次試験の結果はその場でわかる
一次試験の結果は、試験会場でわかります。
試験が終わるとパソコンの画面に、「合格」か「不合格」が表示されます。
(この瞬間はとてもドキドキしたのを覚えています)
とはいえ、結果がすぐに分かるのは嬉しいです。
不合格したら→来年以降にまた頑張る
これでOKです。
一次試験の受験日は人によって違いますが、
7月20日(火)〜8月31日(火)の間です。
二次試験は、受験者全員10月18日(月)ですね。
仮に一番遅い8月31日に一次試験を受験したとしても、
二次試験の10月18日までは1ヶ月半はあります。
私の場合、一次の合格が分かったあとの2週間くらいは喜びに浸かり何もしませんでした。
結局、二次試験の対策を始めたのは三次試験のちょうど一ヶ月前でしたが、無事に二次試験にも合格することが出来ました。
三次試験対策は二次試験の結果が出てからで問題ない理由
三次試験の対策も、二次試験の合格が分かってからで大丈夫です。
2021年の三次試験は11月29日(月)に行われます。
注意が必要なのが、
二次試験の合否は、二次試験会場では分かりません。
合否は二次試験実施日の約10日後、ソムリエ協会のホームページで発表されます。
ちなみに私が受験した2020年は
二次試験日が10月12日、試験結果の発表が10月21日でした。
今年も同じくらいの期間で発表だとすると、
二次試験の結果が分かるのは10月28日前後かと思います。
三次試験が11月29日なので、試験結果が分かってから対策をしても十分に間に合うと思います。
油断は禁物ですが、三次試験は二次試験より簡単です。
それは合格率を見ても分かると思います。
二次試験の過去5年間の平均合格率
三次試験の過去5年間の平均合格率
三次試験の内容は、
試験官の前でワイン抜栓し、サービスをするです。
普段から仕事でワインのサービスに慣れている方にとっては、特別な対策は不要だと思います。
私もサービスの練習は特にしませんでした。
(試験の前日に1度だけ流れの確認をしました)
ワインを普段から抜栓する機会のない方は、少し練習が必要かと思います。
二次試験の結果が出る1ヶ月前から始めて、毎日1本ずつ抜栓すれば問題ないかと思います。
慣れている方でも油断は禁物です。
ソムリエ試験は、ソムリエ協会主催の資格の試験です。
合格すればソムリエ協会からソムリエの認定をもらえますが、
ソムリエに不適格だと協会の人に思われれば、不合格になるということです。
そのため三次試験は、ソムリエ協会のルール通りにワインを抜栓、サービスすることが大切になってきます。
自己流のやり方やクセのある方は、試験日だけはソムリエ協会のルール通りにサービスすることを心掛けましょう。
ソムリエ試験に申し込むと、三次試験対策の動画が閲覧できるようになると思います。
そちらを観て学び、本番は同じやり方でサービスをするのが良いと思います。
【初心者向け】ソムリエとワインエキスパートの勉強におすすめの本3冊
・ワイン初心者の方
・絵や図で分かりやすく学びたい方
こんな悩みをお持ちの方へ、今回は3冊ご紹介します。
ソムリエ教本で勉強を始める前の準備運動として読めば、勉強に入りやすいと思います。
1冊目:図解ワイン一年生
最初にご紹介する本は、『図解ワイン一年生』です。
キャラクターとイラスト付きなので、ワインのことをわかりやすく学ぶことができます。
ワインについて何も分からない!
という方にオススメの本です。
私もワインの勉強をはじめようと思ったとき、最初にこの本から読みました。
2冊目:ワインの基礎知識
2冊目は、『ワインの基礎知識』です。
ワインについての全体的な知識が学べます。
カラーのイラスト付きなので、とても読みやすいです。
ワインについて幅広く学びたい方、ソムリエ教本の前に読む本としてオススメです。
3冊目:神の雫【漫画】
3冊目は『神の雫』です。
約10年ほど前に、ジャニーズJr.の亀梨さん主演でドラマ化もされましたね。
主人公の神咲雫が、タイトルにもある『神の雫』と呼ばれるワインを探し出す物語です。
さまざまな人間模様を描いたストーリーも楽しめます。
また、有名なワインがたくさん登場するので、ワイン好きな人にはたまらないかと思います。
漫画として普通におもしろいです。
勉強で息抜きしたいときにオススメです。
多分ハマってしまうと思いますが、、。
そのあとはソムリエ教本を開いてみよう
ワインについてなんとなくイメージが出来た方は、ソムリエ教本を開いてみてください。
知識ゼロの状態で読むよりは、内容が理解しやすくなると思います。
私がソムリエ教本で勉強を始めたのは5月からです。
4月はご紹介した本などを読み過ごしていました。
ワインの用語って難しいですよね。
カタカナですし、なかなか覚えられません。
難しいワインの用語も、何度も読んだり聞いたりしていると慣れてきます。
「ソムリエ教本に書いてあるこれって神の雫に出てきたな〜」
みたいな感じですね。
まとめ
ソムリエ試験には独学で合格出来ます。
そのために必要なツールは3つだけです。
その①:YouTubeチャンネル「Sommelier For Free」で毎日学ぶ
その②:ワイン受験.comに登録(有料)して、問題を解く
その③:ソムリエ教本を一通り読む。そのあとは、ワイン受験.comの問題で分からなかったところの勉強に使う
ソムリエ試験の最難関は一次試験です。
まずは一次試験だけに集中しましょう。
二次試験以降の勉強は、一次試験のあとでOKです。
そして一次試験は全て暗記です。
暗記のコツは毎日コツコツやることです。
通勤中や、仕事の休憩中など、隙間時間を使ってコツコツ勉強してみてください。
その小さな積み重ねが、やがて大きな成果になります。
仕事で疲れたら勉強を休むことも大切
疲れたら休みましょう。
仕事で疲れてしまったら、勉強しないで休みましょう。
自分の限界を超えて頑張り過ぎてしまうと体調を崩します。
みなさんも経験があるかと思いますが、一度体調を崩すと戻すまでに何日もかかってしまいますよね。
そうなる前に休んでしまいましょう。
結果その方が効率が良いです。
ソムリエやワインエキスパートを目指している方には、飲食業やサービス業の方も多いと思います。
毎日残業がある方も多いのではないのでしょうか。
そんな中での、仕事と勉強の両立は本当に大変です。
私は残業があったり、仕事で疲れているときには勉強せずに早めに寝てしまっていました。
その分ちゃんと、やらなかった分は休日にやるようにしていました。
疲れたら休みましょう。
こちらの記事が、ソムリエ、ワインエキスパートの合格を目指しているすべての方のお役に立てれば幸いです。
今回は以上です。