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良いマネージャーになる為には【大切な当たり前のこと3つ】

良いマネージャーとは

ドラッガーはマネジメントの本の中で

マネジメントは、生産的な仕事を通じて働く人たちに成果をあげさせなければならない
と言っています。

すなわち、
働く人たちに気持ちよく働いてもらい
お客様に価値を提供する
ということです。

ではどうしたら働く人(メンバー)に気持ち良く働いてもらえるのでしょうか?
3つのポイントがあります。

①長所を認めて褒める
②ありがとうを言う
③ルール違反には平等に対応する

①長所を認めて褒める

上司から叱られるほど向上心を害するものはない

良い上司とはどのような人でしょうか?
叱るより褒めてくれるのが上手な上司ではないでしょうか?

もちろん叱ることも時には重要です。
しかし褒めることを忘れてしまっては、メンバーは叱られないように仕事をするようになります。
そして上司は叱る人間なんだとイメージが定着してしまいます。
そうするとコミュニケーションが取りづらくなります。
仕事の失敗はコミュニケーション不足から生まれることが多いです。

少し褒めすぎかなと思えるくらい褒めましょう。
管理職の人は褒めなさすぎです。

シンプルです。
褒められたら頑張ります。
もっと褒めましょう。

でも、良くないことをした時はちゃんと叱りましょう。
そのときに大切なのは自尊心を大切にしてあげること。
みんなの前で叱られて効果があると信じるのはやめましょう。
叱るときは、周りに誰もいないときに、感情を入れないことがポイントです。

②ありがとうを言う

人は慣れてくると感謝の気持ちを持たなくなります。
気持ちがないと言葉で相手に伝えることがなくなります。
そうしていると、相手との関係が無機質になってきます。

上司と部下、夫婦、家族、先生と生徒
良い関係の人たちはありがとうが多いです。

・掃除をしてくれるのは当たり前
・コピーを取ってくれるのは当たり前
・お茶を入れてくれるのは当たり前

そうではありまえん。
きちんと言葉にして、ありがとうを伝えましょう。

良い上司はありがとうを伝えるのも上手です。

笑顔で、相手の目を見て、声のトーンを上げて伝えます。

下手な上司は、
無表情で、相手を見ずに、声のトーンが低い。

今日から少しずつ意識しましょう。

③ルール違反には平等に対応する

どの組織、チームにもルールがあると思います。
そのルールを破ったメンバーがいたらどう対応するでしょうか?

良くあるケースが、

成果を出しているメンバーや役職者だと
何事もなかったようにやり過ごし

成果が出ていないメンバーや新人スタッフのときは
叱ったり罰を与える

ということです。

このやり方は良くありません。
周りのメンバーはそういう理不尽なこと、差別されることに敏感です。

肩書きや普段の成果で対応を変えてはいけません。
そこはある意味平等に対処するべきです。

その小さい不満が大きくなり、マネージャーが信頼を得られず
チームがバラバラになる。

ということを何度も見てきました。
ルール違反には平等に対応しましょう。

 

どれも人として当たり前のことかもしれません。

しかしその当たり前のことを当たり前に行うことが
一番難しいです。

仕事が出来る人より、人として魅力ある人間になる方が
メンバーは一緒になって頑張ってくれるのかもしれません。

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